.

多くの方がそうであるように柔道整復専門学校に入学した段階で漠然と独立開業を志してはいました。

ただ勉強のために住み込みで働いた接骨院では、本来柔道整復師が“業(なりわい)”として行う骨折や脱臼、捻挫、打撲の患者さんよりも、腰痛や肩こり、膝痛といった慢性疾患の患者さんの方が圧倒的に多いことに疑問を持っていました。

専門学校の教科では慢性疾患に対する知識や理論を学ぶ機会が極端に少なく、また臨床においても対応が“揉む”位しか手段が無いため、自分で開業するにあたって、慢性疾患に対応する技術や理論の習得は、絶対に必要な課題であると認識したのです。

それゆえ、学生の頃から専門書を渉猟したり、様々な研修会に足を運んでいました。

ある日、当時独立開業したばかりの友人の柔道整復師から、こんな本があるよと薦められたのが、『理学整体』の1冊目の本である「医者に見放されたあなたの腰痛、体の痛みは私が治す!」(酒井和彦著、現代書林刊)でした。

そこには慢性疾患の多くの改善事例とともに、客観的かつ再現性の高い理論体系が書かれており、当時、私の中で解剖生理学的に疑問に思っていたコトがストンと肚に落ちたのです。

さっそく、『理学整体』の技術を学ぶべく、研修会に参加することになり、紆余曲折を経て師匠である酒井会長の内弟子となり、10年以上の時を経て、平成24年8月に、地元関西にて開業するに至りました。

『理学整体』の理論と技術をもって施術を行うことから、私の名前と合わせて「理学整体こめだ健康院」と屋号を定めました。

屋号に私の名字を入れたのは、師匠である酒井会長から常々、「自分の名前を入れることにより、自分の言動に責任を負う覚悟を示せ!」と薫陶を受けてきたからです。

私は現在、日本理学整体学会において、平成22年より酒井会長から「助講師」を拝命しております。

『理学整体』の研修会において、後進の指導にあたる傍ら、この長居の地で多くの患者さんの力になり、最終的に整形外科的疾患において、『理学整体』の手技・理論が標準となり、さらなる医学の発展につながるように寄与出来るようにしたいと考えております。